秩父神社

秩父神社

秩父神社は、秩父市の中央にある柞(ははそ)の森に鎮座する秩父地方の総社であり、また左甚五郎の彫刻を彩る創建2000年の古社。拝殿には徳川家「葵の御紋」が飾られ、徳川家康が再建した権現造りの本殿・拝殿は、色鮮やかな彫刻で彩られています。

秩父神社×見どころ情報

  • 秩父神社境内には、彫刻や彫刻にあわせた縁起物など詳しい説明があり、とても便利です。ゆっくりと社殿を彩る彫刻を見学してみましょう。
  • 【つなぎの龍】 東側…秩父神社の東北(表鬼門)を守護する青龍の姿を、名工左甚五郎が社殿彫刻に施したもの。
  • 【北辰の梟】 北側…学業の神様として知られる、北辰の梟が頭を180度回転して(頭をひねり)北極星(信仰の中心である妙見様)を見ていると言われています

  • 【お元気三猿】 西側…日光東照宮とは逆の「よく見て、よく聞いて、よく話して」元気になろうというのが名前の由来とか。
  • 【子育ての虎】 南側…寅の年、寅の日、寅の刻生まれの徳川家康公の威厳とご祭神を守護する神使として、名工左甚五郎が彫刻したものと伝えられます。
  • 【貘(ばく)】 本殿と幣殿の境に「あ・うん」の姿で東西両側にあります。 霊獣の貘は、形は熊、鼻は象、目はサイ、脚は虎、 尾は牛、腹は蛇に似ているといわれ、 悪夢を食べるといわれています。

  • 【柞の禊川(ならのみそぎかわ)】 秩父神社のご神体山「武甲山」を水源とする伏流水が流れる小川があり、この流水にひたして占う「水占(みずうら)」みくじがあります。
  • 【妃殿下の乳銀杏】 昭和8年に秩父宮様・妃殿下が銀杏の苗木を植栽されました。このうち、妃殿下がお手植えになられた銀杏は、女性のふくよかな乳房のような形に育ったことから乳銀杏(ちちいちょう)と呼ばれて親しまれています。また、この銀杏を触ると、女性の病気が治るといわれています。 また、秩父神社は、秩父宮様にも縁が深く、平成殿2階に資料館があり、拝観は無料で、希望に応じて受付をします。

ページトップへ